日本靴医学会

足の病気

外反母趾 | その他の病気

外反母趾

【外反母趾でしょうか?】

仕事柄ハイヒールを1日中履いています。最近、長時間歩くと左足の親指の裏が非常に痛くて困っています。
少し前から痛むようになり、最近は靴を履かなくても、痛みます。横から見ても触っても骨が出てるような風には見えないのですが、触ると痛みがあります。足の裏からも、側面からも痛みがあります。やはり外反母趾になりかけているのでしょうか? (30歳OL)

外反母趾は母趾が外側に曲がっていると言うことですから、母趾が痛んでも曲がっていなければ外反母趾とは診断しません。母趾の付け根の関節の裏側が痛むのなら、靴底が硬すぎたり薄すぎたしたための、種子骨障害が考えられます。内側面ならば、靴の横幅がきつすぎるための滑液嚢炎が考えられます。いずれにしても、この状況を続けていると、母趾が曲がって外反母趾になる可能性が強いので、ハイヒールの高さと履く時間を少しでも短くして、外反母趾にならないようにして下さい。靴を履かなくても痛いようなら、帰宅後、足浴か風呂に入り、局所に鎮痛消炎剤入りのクリームを付けてマッサージするのが良いでしょう。

【靴を履かなくても痛む外反母趾】

外反母趾で悩んでおります。数年前から足の親指の付け根が少々でてきて、1年ほどまえから特に左側のほうの外反母趾が痛み出し、昨年の7月に整形外科で、痛み止めの注射をしました。その後半年ほど痛みはなかったのですが、今年になってまた痛み出し、安静時も針を刺さるような感じの激痛がはしるようになりました。右側も骨がでているのですが、左側よりもひどくはありません。再度整形外科に行き、レントゲンをとったところ、骨が30度にでているので外反母趾用の装具を使うように指導をうけ、寝るときや家に居る時は市販のソルボ外反母趾サポーターをし、痛いときは湿布をしていたのですが、1ヶ月ほど前から親指をまげるのも痛くなり、立ちひざですわるのも辛くなってきました。またふともものあたりがつるようなかんじがあり、お風呂に入ったときにマッサージをしているのですが、症状がひどくなり痛みが強くなってきています。どうしたらいいでしょうか?(OL 女性 27歳)

外反母趾で靴の圧迫による滑液嚢炎が最も考えられます。場合によっては、ゆびの神経の絞扼性神経症や有痛性神経腫の可能性もあります。30度の外反母趾は決してひどくはありませんから、靴を履いていないときも痛むのなら、炎症があるのでしょう。曲げるだけでも痛いとすると、関節炎や強直母趾(年齢的には早すぎるのですが)も考えられます。出来ることなら、一度、炎症が収まって痛みが取れるまで、スニーカーなど圧迫しない靴を履き続ける事を勧めます。その間、整形外科の先生に相談して、湿布や塗り薬、場合によっては内服で鎮痛消炎剤を使って下さい。装具で外反母趾が治ったり、痛みが無くなる事はありませんから、装具を使っているのだからと言って、きつい靴やハイヒールを履き続けると、それこそ痛い目にあいます。

【靴を履かなくても痛む外反母趾_2】

20才台は先の細いヒールをはく事があり、左足が外反母趾になりました。ただし見た目には曲がり方はそれほどひどくないため、デザインよりも楽な靴を選ぶように気を付ける位であまり気にしていませんでした。ところが最近になり、かなり痛むようになりました。なにかに軽くぶつけたりするだけで、骨にひびくような痛みがしますし、裸足の状態でも少し痛みます。このままでは歩く事も辛くなりそうです。(アルバイト 女性 36歳)

変形が余り強くないのに裸足でも痛むなら、滑液嚢炎や神経の圧迫が考えられます。【ハイヒールを履くのをやめても】も参考にして下さい。

【夜間にまでも痛む外反母趾】

両足ともに外反母趾です。小指も内側によっています。重症とは思えませんが、ときどき夜中に痛みのために目がさめたりします。
また、足の裏の、いぼもたくさんできています。いぼは、現在、皮膚科で液体窒素というものすごい痛みを伴う治療をしています。(看護助手 女性27歳)

夜間にまで痛いようなら、外反母趾としては軽くても、靴にあたって母趾の付け根の関節の内側に滑液包炎が起こっているのかもしれません。押さえて趾先に響くような痛みがあるなら神経の圧迫も考えられます。靴がきつすぎるのでしょう。足底いぼ(Plantar warts)は皮膚科のヴィールス性疾患で色々な治療法がありますが決定的なものがないので幾つか試して下さい。

【ひどい外反母趾 _1】

かなり酷い外反母趾で悩んでいます。もう十年近く放っておいた為、かなり醜い状態になってしまっています。時には頭痛を伴う場合もあるほどです。手術はかなり不安があるので、他に何か有効な治療方法があれば教えて下さい。(女性)

靴を履かずに歩いても痛くて仕方ないなら手術しかありません。普通の靴を履くと痛いと言うことであれば、リュウマチ患者さん用の布靴がありますから試してみて下さい。手術がいやと言うことであれば、徹底的に靴を足に合うように頑張ることです。深い靴に足底板を容れて履くのも一方です。外反母趾自体で膝や腰、背中や首、頭が痛くなることはありませんが、足が痛くて変な歩き方をしたり、体を曲げて歩いていると膝や腰、背中や首、頭まで痛くなるので、あまり痛ければやはり手術を考えましょう。

【手術が必要になる外反母趾】

外反母趾で、靴を履くと、長い時間歩けない状態小指には、両方にタコができています。また、足の裏には、1.5×3.0程の大きさの魚の目が、両方にできています。(会社員 女性 36歳)

外反母趾に内反小趾、中足骨骨頭部痛(第2第3趾のつけ根の関節の足底部に胼胝ができて痛む)が揃うと、外反母趾もそろそろ最終段階です。良い靴を選ぶと同時に、横アーチを保持、快復するための足底板を作りましょう。足底板はうまく調節しないと逆効果ですから、うまく合うまで何度でも調節してもらいましょう。これでも何時も痛くなると手術しかありません。

【手術が必要になる外反母趾_2】

普段からウォーキングシューズしか履いていませんが外反母趾がひどいのです。エアロビクスをやっているのですが痛くてたまらないのです。(女性43 歳)

一定以上の外反母趾になると、良い靴を履いていても、靴を履かなくても歩けば進行します。20歳前半でハイヒールを履き、後半で外反母趾になり、その後30歳代でハイヒールやパンプスを履かなくなって疼痛が無くなり、40歳代までに外反母趾の変形が進行して、普通の靴でも疼痛が出て受診する場合が最も多いようです。健康のための歩行やジョッキング等が積極的にやりたいなら手術が必要でしょう。

【軽度の外反母趾】

数年前から左足の親指が外反母趾のように変形し、1ヶ月ほど前から痛みを感じるようになりました。病院での診察は受けていません。原因はハイヒールではないかと思います。現在のところ、あまりヒールの高くない靴を選び、自宅ではマッサージや指の間を広げるスポンジのようなものを使用し対処していますが、このままではあまり改善されないように思います。(女性 30歳)

軽度(20度以下)の外反母趾にはスぺーサーや内反矯正用装具も有効ですが、進行を遅らせる程度です。やはり、最も大切なのは靴選びと履き方です。自宅内では鼻緒のある草履型のサンダルをスリッパ代わりに履きましょう。買い物や通勤にはスぺーサーが入るほど幅が広くゆびの部分に余裕がある3 cm以下のヒールの靴かスニーカーにして下さい。ファッショナブルなハイヒールは、靴バッグに入れて持っていき、レストランで履き替えましょう。

【軽度の外反母趾_2】

外反母趾だと思います。状況は、右足親指付け根が突き出たようになっています。学生時代に、接骨医で外反母趾との指摘を受けたことがあります。(販売員 女性21歳)

外反母趾角が20度以下で痛みがなければ放置して良いでしょう。ちなみに、足の下に紙を敷いて外形を鉛筆でなぞった時の角度は、X線写真での計測より大きめになります。

【若い人の外反母趾】

外反母趾で、痛がっている。(女性 16歳)

16歳で既に痛い外反母趾は多くはありません。多くの場合、外反母趾が強いと言うより、間違った靴が原因です。学校で決められた靴のサイズは、横幅の狭い物が多いようです。靴先でゆびが自由に動き、つけ根で幅にゆとりがあり、紐で締める靴を履きましょう。たとえ、特別許可が必要でも、診断書がいるようでも自分の将来には替えられません。

【若い人の外反母趾 _2】

私は高校二年生です。ハンドボール部に入っています。最近外反母趾がひどくなってきて、長時間歩いているときや、部活中練習しているときなどにとても痛くなるようになってきました。一度専門のお医者さんに見てもらいたい。(高校生 女性 16歳)

若年性の外反母趾には運動療法や装具療法も有効なので、良い靴の選び方と共に指導してもらいましょう。

【私のお婆ちゃんも外反母趾】

9年間、外反母趾で悩んでいます。高校2年のとき河原を10キロマラソンしてから痛みが出ました。小学校の頃はスニーカーが主。中学、高校と革靴。家ではスリッパをはいて生活していました。祖母も外反母趾ですが痛みはありません。(団体職員 女性 25歳)

16歳で始まったとすると、若年性外反母趾と言って遺伝的素因の強い外反母趾です。ハイヒールを履かなくても起こり、進行しますので、通常の靴での歩行で痛みがあるならば早めに手術した方がよいかもしれません。足の専門家を受診して下さい。

【男性の外反母趾】

男性も外反母趾になるのでしょうか?

男性の外反母趾は、女性の10分の1です。ハイヒールもきついパンプスもはかず、関節が柔らかいわけでもなく、筋力も強いのに外反母趾になるのですから、原因は不明ですが、非常に強い因子が働いていると思われます。はっきりした統計はありませんが、男性の外反母趾は、少ないけれども重症の場合がほとんどです。ただ、男性はひどくならないと困らないので、重症の人しか来院しないだけかもしれません。多くの場合、来院した時には変形、痛みいずれも強く、手術する率は女性よりも高いようです。

その他の病気

【踵骨棘】

踵骨が出てきて、歩くたびに踵が痛く、市販のアーチを購入し、靴の中に入れていますが、症状は変わりません。一度、整形外科をたずねたのですが、扁平足が原因と診断されました。骨を削る手術ってあるのでしょうか?炎症をおさえる、クリームを塗っていますが、効きません。最近では、もう片方の足も痛くなってきました。(会社員 女性 45歳)

整形外科でレントゲン写真を撮って踵骨に骨の棘が出てきていると言われることがあります。踵骨棘と言う病気ですが、痛みが朝起きての数分間でしたら自然に治りますから(3ヶ月から3年)そのまま放置しましょう。手術を必要とする人は千人に一人もいません。歩いているとひどくなる痛みでしたら、市販のヒールカップと言う踵のクッション材を試して下さい。踵の硬い靴やサンダルは避けましょう。

【強直母趾】

NHKの【健康ほっとライン 外反母趾の治療】のなかで外反母趾によく似た症状で“強直母趾”の話がありましたが、私も以前、整形外科で外反母趾と診断され、外反母趾用の靴を履いています。しかし症状は依然として改善されません。
“強直母趾”の症状のように、正座から立ちあがるときに強い痛みを感じます(指が反り返ったとき)。
今回のテレビで初めてこの病名を知りましたが、治療法はあるのでしょうか?
また“強直母趾”と診断された場合、外反母趾用の靴は履き続けてよいものでしょうか?
外反母趾から強直母趾にかわっていくこともあるのでしょうか?
私は現在、足の親指の付け根の骨が真上に飛び出ています(少し外側にも飛び出ている)。(主婦 56歳)

強直母趾の特徴は、母趾の踏み返し(趾を背屈(反らして)体重をかける)で母趾の付け根の関節(MPT関節)の背側に激痛が走り、MTP関節の背側に骨の出っ張りを触れ、背屈できる角度が小さくなります(可動域の減少)。靴を履かない方が痛い、痛みがMTP関節の背側で内側でない、母趾が小趾側に曲がったり内側が飛び出てはいないのが外反母趾と異なります。
強直母趾の本態は、変形性関節症と言って、年を取った方が膝に水がたまるのと同じ病態です。
治療は母趾を背屈しない、踏み返しをしないことなので、底の硬い曲がりにくい靴を履いたり、その上でメタタルザール・バー(中足棧)やロッカーボトムを整形外科で処方してもらいましょう。以上で治らない場合や、和式で足袋の生活やスポーツや武道で背屈がどうしても必要な場合には、骨棘の切除と一部斜め関節切除術の適用になります。重症で関節面の軟骨が無くなっている例では、関節固定術ないしは人工関節(限られた症例のみ)の適用になります。
底さえ硬くて曲がりにくければ、外反母趾用の靴でもかまいませんが、それで治ったり痛みが軽くなることはありません。
強直母趾と外反母趾の原因は別なので移行することはありません。強直母趾の患者は関節が硬いので外反母趾にはなりにくいと言って良いでしょう。

【モルトン神経腫】

右足薬指内側の感覚が鈍く、長く歩くと(靴にもよりますが)指全体が痛くなります。それが中指の外側(薬指側)にも広がった感じがします。時々靴を履かない時でも痛むことがあります。(会社員 女性 35歳)

モルトン神経腫のはじまりでしょう。第3第4中足骨の骨頭間(ゆびを背屈させた時に足底に最も出っ張るところ)を押すと、趾に痛みが走ります。ひどくなると、歩行時に焼けるような痛みが走ります。靴底の先が斜めにカットされたウォーキング・シューズか、靴底が硬くゆびのつけ根で曲がりにくいパンプス(シャンクが強く長い靴といってみてください)を履いてみて下さい。靴を手でもって前の方を曲げたとき、ぐにゃっと曲がるようではだめです。ゆびのつけ根での幅が狭い靴も禁物です。ステロイドと言う薬を注射すると良くなることがありますが、副作用もあり何度も使えません。どうしても治らなければ手術的に切除します。但し、神経腫と言っても本当の腫瘍ではないので、命に別状はありません。

【内反小趾】

小指の骨が親指側に曲がってきてしまいました。あたるととても痛いので、整形外科にいきましたが、レントゲンをとるのみで、治療はしてくれませんでした。どこか、専門に見てくれる病院をさがしています。(女性 24歳)

外反母趾の反対で、内反小趾と言います。外反母趾ほど目立たないので、受診する人は少ないのですが、痛む人は外反母趾以上に多いようです。治療は胼胝や魚の目で痛いか、小ゆびのつけ根の関節(MTP関節)が当たるのか、爪が第4趾に当たるのかで違います。まずは、外反母趾と同様に、ゆびのつけ根の所で幅の余裕のある靴を買い、当たる場所を器具や薬で広げてもらって下さい。外反母趾と同様、重症例は手術が必要です。

【内反小趾_2】

今年の2月頃からアルバイトでパンプスをはくようになってから、特に右足に痛みを感じるようになりました。
このままではいけないと思って、幅の広い布製の靴を買ってはいたのですが、今度は反対側の小指の骨に激痛が走るようになって、ひきずるようにして歩かないといけなくなりました。
見た目はそんなにひどくないので、整形外科に行っても今の時点ではどうこうするほどの足ではないと言われて、それでも痛いのでとても困っています。(大学生 女性 20歳)

足の小指が親指側に曲がって、つけ根の外側が靴に当たるのを内反小趾と言います。痛いところが小ゆびのつけ根ならば、この変形です。幅が十分でも、長さの短い靴を履くと小ゆびの先端やその外側が当たります。一度炎症を起こすと、ちょっとした圧迫でも痛みますから、あきらめて3週間ぐらいサンダルですごすのも一方です。ほかに、爪の障害や爪が第4趾に当たって痛むこともあります。

【内反小趾_3】

両足小指にタコがあり、靴を履くと圧迫感があり痛む。両足裏の指先に近い部分(親指の下および人差し指と中指の間)の皮膚が硬くなっていて、靴を履くと痛む。(会社員 女性 32歳)

内反小趾と中足骨骨頭部痛です。足の横アーチが無くなり、足先が開き、第2、第3趾に荷重がかかる状態で開張足と言います。先が三角形の靴、短すぎたりつま先の低い靴は止めましょう。中足骨パッド付きのアーチサポートを試してみましょう。

【陥入爪】

両足の親指の爪が剥がれ、その下に先端に向かって巻き爪状態の爪があらわれ、圧迫した窮屈な靴をはいたときは爪が食い込むようで痛く感じます。診察をうけたことはありませんが、軽度の外反母趾もあると思います。また、巻き爪・外反母趾ともに左右比べると左足の方が程度が重く、左足は中足骨骨頭部痛と思われる症状がときどきでます。(会社員 女性 29歳)

巻き爪と言うよりは陥入爪でしょう。原因の多くはきつすぎる靴を無理して履き、圧迫で爪の下に内出血した後、いわゆる爪が死んだ状態になり、新しい爪が下から再生した状態です。爪が2枚ある状態なので、今までの靴を履き続けると、圧迫が強くなり、再生した柔らかい爪が変形し、食い込みます。古い爪が残っているなら、ニッパー型の爪切り(千五百円位)で、浮いてしまった古い爪を丁寧に切り取って下さい。その上で、下の爪を皮膚から浮いた白い部分だけを真っ直ぐに切って下さい。爪の両脇が皮膚から離れるようになるまで続けましょう。その間、朝晩足を翌洗い、決して小さなきつい靴を履かないことです。

【たこ、魚の目】

魚の目が両足の裏にあります。病院に行けばすぐに治るものなのでしょうか?たくさん歩くと痛いくらいで普段はあまり痛みません。(大学生 女性 21歳)

胼胝や魚の目は皮膚の角質層が圧迫により増殖した物です。従って、圧迫される場所、程度、形によって色々です。逆に魚の目の場所や形によって足の変形が診断できるほどです。ですから、皮膚科で一度柔らかくして取ってもらうと同時に、靴を選びなおしてみましょう。第2・第3趾のつけ根から細長い魚の目は、幅広の横アーチが沈んだ足で狭すぎる靴を履くと起こります。小ゆびの爪の外側、母趾の底の内側は先細の靴、ゆびの先端、背側の魚の目は小さすぎる靴(たまに大きすぎて足が前に滑る靴)に多いのです。靴を治してだめなら足の専門家に出っ張った骨を治してもらうしかないが、結構大変な手術です。

【繰り返し出来るたこ】

右足の親指の付け根と、親指と人差し指の付け根の間にたこができて、靴を履いていなくても時々痛みます。以前、皮膚科で皮膚を柔らかくするテープを貼って剃刀の刃で削って治療して、半年くらいは何もできず調子がよかったのですがまた同じところに大きくなって同じ様なたこができました。靴は常にスニーカーを履いています。(主婦 30歳)

母趾が第2趾より短い人が外反母趾になるか、第2趾の第2番目の関節の骨が肥大している人が、狭い靴を履くと起こします。ウィズ(靴の幅)があっていて、先が三角でなく四角の靴を選んで下さい。履いたときに趾が自由に動く長さと幅、つま先の高さが決め手です。胼胝、魚の目の部分の両側にプラスチックのバンドエイドを貼って滑りやすくするのも効果があります。